Three Themes
3つのテーマで解説
体系的に物理学を理解する
高校や大学で習う基礎物理学(電磁気学や量子力学など)を改めて現代物理の視点から見直して解説。現代物理学(場の理論)の視点とは、端的に物理学自体を体系的な視点で見直すことに相当し、この視点で基礎物理学を見直すと物理学に対する見え方が変わってきます。例えば古典力学の基礎方程式であるニュートン方程式は現代物理ではそれ自体が量子力学のシュレーディンガー方程式やディラック方程式を近似した結果の方程式になっていて、その意味で実は基礎方程式とは呼べません。でもこのような視点は物理学を体系的な視点でみて初めて気づくことです。ここではそんな物理体系ならでは視点から一歩深い物理解説を行なっています。以後【物理体系】という表現をしています
What
"Modern Physics and Liberal Arts"とは??
ここは現代物理学、とくにその中でも理論基礎物理学を中心に解説したチャンネル。あまり知られていないけど現代物理学にも基礎理論と呼ばれるものがある
それが場の理論(Field Theory)だ
これは自然界に存在する4つの相互作用を扱う理論で現象としては素粒子から物性、宇宙まで幅広い自然現象を対象としている。それだけでも重要な理論だが、この理論を一言で言えば??と言われたなら
物理学を体系的な視点で記述した理論、といえる
例えば高校で勉強する電磁気学や大学で学ぶ量子力学、これらはそれぞれ独立した理論として習うが、現代物理ではこれらは場の理論一つでまとめて記述できる。その意味で物理体系に関する理論ともいえるが結論から言うと物理学を学ぶならこの理論まで学んだほうがいい
それはここまで理解して初めて物理学の本質が掴めるようになるから
もちろん各論を学ぶことはとても大事だが本来自然(nature)は別に電磁気学や量子力学と言った各論で分かれているわけではない、我々人間はあくまで物理学として自然(nature)を見る
その意味で我々は物理学そのものの性質や考え方の個性をしっかり知っておくことが大事になるがこれは各論を学んだだけではなかなか見えてこない、むしろ場の理論のような、物理学を体系的に記述するような理論を学んではじめてよく見えるようになる
その視点で見えるようになると、そもそも物理学がどんな考え方でどこに適用限界があるのか、といったことが明確にわかってくる
そしてその知見は物理学を専門にしていない、一般の人にとっても教養としてとても重要な知見だと思う
このような現代物理の解説を通して、物理学、しいては教養を高めることで、最終的には日本の科学力の向上につながれば幸いに思う
ということでこのチャンネルでは具体的にこの場の理論の解説とその視点から見た物理学の各理論(古典力学、量子力学や電磁気学...etc)の解説をしている
・場の理論の解説
・物理を体系的な視点(場の理論)から見た各理論の解説
を行なっているがとくに以下3つのテーマで解説(Three Themes)で解説している

Why
なぜ現代物理学??
現代物理学ってどんな世界なんだろう??
ただでさえ難しい物理学なのに”現代”の物理学なんて...そう思っている人はきっと多いだろうと思う
もちろん現代物理学を根本から知ろうとすればそれは誰にとっても難しいが、一方で現代物理学の世界観や発想だけであればそれほど難しくない
なぜなら物理学も人が作った学問(Liberal Arts)の一つでその意味でその考え方や発想はとても常識的な自然な発想からきているからだ
その意味で現代物理の世界観や考え方だけであれば本来一般の人でも(頑張れば)理解できる類のものなのだ
でも現実そうなっていないのはまだまだそれを解決する解説書や講義が難しいからなのだと思う
そこでこのチャンネルでは、専門でない人でもなんとなく現代物理学の考え方やその世界観がわかるような解説をしてみた
そうすることでより多くの人に現代物理学を知ってもらい、それぞれの形で物理学を役立ててもらえればと思う

↓ そもそも現代物理学とは
↓ What is Modern Physics??